クリニック・歯科医院集患Blog
| 無料ブログより独自ドメインの専用ブログをオススメする理由

無料ブログより独自ドメインの専用ブログをオススメする理由

(2017年1月29日 20:42更新)


 

無料ブログと独自ドメインブログの違い

 

クリニックや歯科医院の集患やSEO対策に効果的とされるブログ運用ですが、今回はそのブログをどのような環境で運用すべきかという観点で、無料ブログと独自ドメインでの医院専用ブログの違いについてお話しさせて頂きます。

 

一般的にブログ運用をする場合、大きく二つのブログのタイプに分かれます。

 

①無料ブログ(アメブロやライブドアブログなど)

②独自ドメインでの医院専用ブログ

 

無料ブログとは

これはよく見る、アメーバブログ、ライブドアブログ、FC2ブログなどといったブログ運営会社が提供する無料のブログサービスを利用したものです。

 

芸能人のブログなど一般的によく目にするのはこちらのタイプです。

注目したいのは、URLなのですが、

 

○Amebaブログ

https://ameblo.jp/○○○○○○○○○○/

 

○ライブドアブログ

http://blog.livedoor.jp/○○○○○/

 

といったように、URLのドメイン(赤字の部分)が、全てブログ運営会社のものとなり、そのあとに各ブログ運用者のIDが続く形になっています。

 

独自ドメインでの医院専用ブログとは

前項の無料ブログに対して、独自ドメインでの専用ブログというのは、

 

http://医院ドメイン/blog/

といったように、医院専用の独自ドメインになっているものです。

 

他にも違いや特徴はあるのですが、このURLのドメイン部分の違いがSEOなどに大きく影響がでます。

 

次に、独自ドメインの専用ブログがなぜオススメかお話しさせて頂きます。

 

 

独自ドメインの専用ブログをオススメする理由

 

無料ブログと専用ブログの主な違いとして、URLのドメイン部分がブログ運営会社のものか、医院独自のドメインとなっているかということをお話ししましたが、それがどのようなメリット・デメリットをもたらすかについて、次にご説明します。

 

SEO効果はドメイン単位で評価されます

独自ドメインであることでSEO的なメリットがあるのですが、それを説明する上でSEOについて簡単におさらいさせて頂きます。

通常SEOで効果を出すために重要なポイントとして、

 

①SEO内部対策(HPのコンテンツの質や関連性)

②SEO外部対策(被リンクなどの外的な評価)

 

の二つがあります。

これをベースにGoogleは各サイトやページに対して、検索順位の評価をしていくわけですが、

先ほどのSEO内部対策、外部対策で得られる評価が直接的に影響する範囲が、ドメイン単位となります。

 

ですので、幾らブログで良質な記事を書いても、独自ドメインでない無料ブログで運用していると、

医院の独自ドメインとしてではなく、ブログ運営会社のドメイン下のページとしてSEOの評価がされていくことになってしまいます。

 

またSEOの外部要因となる、被リンクについても、医院HPと無料ブログといった異なるドメイン環境でそれぞれで被リンクを集めてしまっては、効果が分散してしまいとても非効率になってしまいます。

 

医院HPと同じ独自ドメインでブログも運用する事をオススメします。

 

効率的にSEO効果を出すために最もオススメの構成は、医院HPと同じ独自ドメインでブログも運用する事です。

 

コンテンツを増やすのも被リンクも獲得するもの、そんなに簡単ではありませんので、HPもブログも同じドメインで運用してSEO対策の効果を最大限集約することをオススメします。

 

医院HPと同じドメインにできない場合

医院ホームページを既に運用中で、ホームページ制作会社との契約内容や制限で、医院ドメイン下にブログを設定できない場合があると思います。

このような場合でも、無料ブログでとりあえず運用するのではなく、医院ドメインとは別のドメインでも良いので独自ドメインでブログを運用することをオススメします。

 

理由は、独自ドメインで運用しておけば、将来医院ドメインと統合したり、引越しするといった時に、SEO効果を引き継ぐことが可能だからです。

 

無料ブログで運用する場合の注意点・デメリット

SEO資産を引き継げない

無料ブログをオススメしない一番の理由が、将来的にブログを引越したりする際にSEO資産を引き継げないということです。

どういうことかというと、独自ドメインのブログの場合、URL変更などの引っ越しをする場合に、旧URLから新URLへ301リダイレクトという設定をすることで、コンテンツが移動したことや被リンクなどの引き続きが可能となります。

 

無料ブログの場合は、他所へ引っ越して欲しくないでしょうし、そのことを前提にしていない性質のものですので、この301リダイレクトのような引き続ぎ設定をさせてもらえません。

ですので「将来的に独自ドメインに引っ越せばいいかな」などと軽く考えていると後悔することになりますのでご注意下さい。

 

ドメイン内での競争がある

同じドメインのページは検索結果に2~4サイト程度しか掲載されない(条件により異なる)という上限があります。例えばアメブロを利用している場合は、まずアメブロ内で上位に入らないと、そもそも検索エンジンに一切登場しないという事になってしまいます。

通常の検索順位の競争だけでなくドメイン内での競争がまた別に発生することになり、大手ブログ会社を利用している場合などは特に注意です。

 

オススメのブログ運用のまとめ

 

医院様によって状況が違うと思いますので、オススメ順にブログ運用を整理します。

 

①医院HPと同じドメインでブログ運用をする

できればこの方法をオススメします。

http://医院ドメイン/blog/

といったようなURLで、医院ドメイン下でブログ運用することにより、効率的なSEO効果を期待できます。

 

②医院HPとは別の独自ドメインで運用する

医院ドメイン環境が自由に使えない場合は、将来的に統合することを前提に、別の独自ドメインで運用しコンテンツを蓄積しておくことをオススメします。

医院HPをリニューアルする際など、将来ブログとURLを統一すると良いと思います。

 

③無料ブログやSNS

費用をかけたくな場合や、院長やスタッフの趣味やプライベートは記事を書きたい場合は、

無料ブログや個人のSNSで情報発信していくのが良いと思います。

 

以上、今回は独自ドメインと無料ブログについてお話しさせて頂きました。

 

 






前へ:«
次へ: »

カテゴリ【SEO対策】の関連記事


Blogメニュー



▶Blogトップへ戻る