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| 医院HPの広告規制とネットパトロールの開始について
医院HPの広告規制とネットパトロールの開始について
(2017年8月29日 11:34更新)
先日の医療法改正に伴い、2017年8月24日から医療機関ホームページのネットパトロールと民間からの通報の受付が開始され監視が強化されました。
まだどれ程影響があり、実際どれほど厳しく規制や罰則が適用されていくかは未知数で、今後の動向が気になるところですが、今後注意していく必要がある事項です。
先日の医療法改定により、HPも広告規制の対象(一部例外措置あり)となり、
罰則や規制の強化やネットパトロールや民間からの通報の受付などHPの規制の実効性を高める動きがはじまっています。
(きっかけ、背景は美容外科でのトラブルのようなんですが・・・・・当然ルールなので、医療業界全体に適用されます。)
今回発表された関連資料です。
「医療法等の一部を改正する法律の概要(医療に関する広告規制の見直し)」
また以下が実際に通報を受け付けるサイトです。
要点としては、
- 広告規制の対象外だったHPにも、虚偽・誇大等の不適切な表示を禁止し、改善命令や罰則することが可能となった。
- ネットパトロールや民間から通報できるようになり、従来よりチェックや指摘が入る可能性が高くなった。(同業者や競合医院からの嫌がらせなども懸念されます・・・)
- 基準は『医療広告ガイドライン』と『医療機関HPガイドライン』に違反していないかどうか
- ④当面は、いきなり罰則ではなく、改善指示⇒自主的な見直し⇒改善しない場合はさらなる措置、といった流れになりそう
ルール違反かどうかの規準は、
に沿っているかどうか、違反していないかどうかが当面の基準になるようです。
このガイドラインは以前からあったものですが罰則がなかったため、これまでは守っていない医院HPが非常に多く、現状もまだ同様の状況と言えます。
詳細に何がダメでどこまでなら大丈夫かといった判断は難しいですが、あくまで今回の最大の目的は『トラブルとなる虚偽や誇大広告など悪質なのもの』に規制をかけることのようです。
また、いきなり罰則ということではなく、改善指示⇒自主的な見直しといった、猶予期間があるようです。
ですので、うっかり医院HPに記載していた内容が原因で、いきなり罰則といった大事になることはないと思われますが、虚偽や誇大広告となりそうな過度な表現などトラブルやクレームにつながる可能性のあるものはできるだけ避けておいた方が良いと思います。
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